リアルでもスマホでも遊べるカードゲーム「ガンダムクロスウォー」では、ブースターパック・自販機ブースター「共闘戦線」の発売を記念した地域No.1決定戦が開催中だ。
イベントは、9月3日(土)から9月22日(木・祝)にかけて全国8会場で開催され、いずれも上位入賞者には10月23日(日)に開催される「JAPAN CHAMPIONSHIP 2016 初代王者決定戦」への参加資格が与えられる予選大会を兼ねている。
9月3日(土)には愛知「トレーディングカードゲームショップ193 大須店」と大阪「ホビーステーション日本橋2’s店」で開催され、数多くのプレイヤーが集結し激戦を繰り広げた。それではさっそく、各会場の模様をレポートしていこう。
■愛知会場「トレーディングカードゲームショップ193 大須店」(9/3開催)
愛知「トレーディングカードゲームショップ193 大須店」で開催された大会の決勝戦は、青緑デッキで勝ち上がった「ごうれむ」さんと、黄タッチ黒デッキを使う「ヤス」さんの対決となった。
1戦目は、ヤスさんの先攻。
ヤスさんが2ターン目に「ガンダムキュリオス(飛行形態)」で攻撃を仕掛けるも、返すターンでごうれむさんが「ボールK型」を出してすぐに被害を抑える。3ターン目はヤスさんの出した「グレイズリッター」とごうれむさんの「リック・ドム」が相打ち。4ターン目、ヤスさんが「ストライクルージュ」を出撃させ「ボールK型」を突破。再び「ガンダムキュリオス(飛行形態)」で母艦を攻撃する。ごうれむさんは「モビルワーカー MW-01 01式 後期型」で「ガンダムキュリオス(飛行形態)」を破壊し、カウンターを1枚伏せて終了。
▲2コストながら攻撃時のATKが3、DEFが4となる「共闘戦線」新カード。大阪会場でも猛威を振るっていた。
ヤスさんの5ターン目。「当たらなければどうという事はない」で「ストライクルージュ」の母艦攻撃は防がれるものの「ガンダムキュリオス(飛行形態)」を2体出撃させ、1体は「モビルワーカー MW-01 01式 後期型」を打ち取る。さらに残ったコストでカウンターを1枚伏せた。常にユニットが残らない展開のごうれむさんは「サイコ・ザク(ダリル機)」で「ガンダムキュリオス(飛行形態)」への攻撃を宣言。「サイが僕に敵うはずないだろ?」が発動するものの一方殺を取る。
6ターン目。「BT03-070 ガンダム・バルバトス(第6形態)」+「三日月・オーガス」で「サイコ・ザク(ダリル機)」が破壊されつつ母艦へダメージ。このターン、母艦に合計9ダメージが通る。返しのターンは「ジェガンD型」、「ザクキャノン」の順に出撃させ、「ザクキャノン」で「ガンダム・バルバトス(第6形態)」と相打ち。カウンターを1枚セット。伏せたカードは「嘘だといってよ、バーニィ」で、7ターン目に出てきた「ガンダムエクシア(トランザム)」を破壊。そして自身のターン、「ユニコーンガンダム(覚醒)」+「イオ・フレミング」でついに「ストライクルージュ」を突破し、このセット初めてヤスさんの場のユニットが0に。
しかし反撃もここまで。8ターン目に「ガンダムエクシア(トランザム)」+「キラ・ヤマト」で「ユニコーンガンダム(覚醒)」を破壊され、「フルアーマー・ガンダム(イオ機)」+「イオ・フレミング」と「SP02-001 ガンタンク」を出すものの、「ガンダムエクシア(トランザム)」に殲滅され、「SP01-034 ガンダムエクシア」でトドメを刺される。
▲対ユニット戦において圧倒的な強さを誇る「共闘戦線」新カード。DEFの回復は出撃したターンだけであることと、出撃時にブリッジにあるカード1枚をキャラデッキの下に戻すのは必須であることは忘れずに。
2戦目もヤスさんが先攻。
ヤスさん3ターン目に「グレイズリッター」、ごうれむさん3ターン目に「リック・ドム」が相打ちという立ち上がり。
ヤスさんは4ターン目におかわりの「グレイズリッター」を出し、カウンターを1枚伏せる。ごうれむさんは「モビルワーカー MW-01 01式 後期型」+「ムウ・ラ・フラガ」で突破を試みるものの、カウンターは「ティファは、俺が守る!」。逆に母艦へダメージを受けてしまう。
5ターン目、ヤスさんは「SP01-034 ガンダムエクシア」と「グレイズリッター」で母艦へ8ダメージ。長考したごうれむさんは「ST01-002 ガンキャノン」+「ムウ・ラ・フラガ」を出撃させ、「グレイズリッター」を行動済にして「SP01-034 ガンダムエクシア」を破壊し延命を図ったが、返しに「BT03-070 ガンダム・バルバトス(第6形態)」で「ST01-002 ガンキャノン」が破壊され、母艦へもダメージを喰らってしまう。再び長考に入るごうれむさんだったが、出した結論は投了。握手を求め、ヤスさんの勝利をたたえたのであった。
優勝者 ヤスさんの黄タッチ黒デッキ
【ユニットデッキ】
【キャラデッキ】
【サイドボード】
【ユニットデッキ】
BT02-057 | メビウス・ゼロ | 2枚 |
SP02-024 | ガンダムキュリオス(飛行形態) | 4枚 |
SP02-025 | グレイズリッター | 3枚 |
BT01-086 | ストライクルージュ | 4枚 |
BT02-064 | ガンダムXディバイダー | 2枚 |
BT03-065 | ガンダムナドレ | 4枚 |
SP01-034 | ガンダムエクシア | 4枚 |
SP01-037 | ガンダムヴァーチェ | 2枚 |
SP02-029 | ガンダムヴァーチェ | 2枚 |
BT02-069 | ガンダム・バルバトス(第2形態) | 2枚 |
BT03-070 | ガンダム・バルバトス(第6形態) | 3枚 |
SP02-030 | ガンダムエクシア(トランザム) | 3枚 |
ST02-004 | サイが僕に敵うはずないだろ? | 4枚 |
BT01-107 | ティファは、俺が守る! | 1枚 |
【キャラデッキ】
SP01-082 | 刹那・F・セイエイ | 3枚 |
BT01-159 | 三日月・オーガス | 2枚 |
ST02-012 | キラ・ヤマト | 2枚 |
SP01-039 | アトラ・ミクスタ | 1枚 |
BT03-079 | マリナ・イスマイール | 4枚 |
BT03-139 | 王留美 [黄 / 黒] | 4枚 |
BT03-140 | カガリ・ユラ・アスハ [黄 / 黒] | 4枚 |
【サイドボード】
BT02-075 | フリーダムガンダム(フルバーストモード) | 2枚 |
SP02-044 | グラハム専用ユニオンフラッグカスタム(II) | 1枚 |
SP02-045 | また戦争がしたいのか! アンタたちは! | 3枚 |
BT01-107 | ティファは、俺が守る! | 1枚 |
BT01-157 | ムウ・ラ・フラガ | 2枚 |
■大阪会場「ホビーステーション日本橋2’s店」(9/3開催)
大阪「ホビーステーション日本橋2’s店」で開催された大会の決勝戦では、「もずく」さんと「オカモト」さんが対決することとなった。
1戦目はオカモトさんの先攻。
先に動いたのはもずくさんで、自身1ターン目から「マゼラアタック」でオカモトさんの母艦を攻撃していく。
オカモトさん3ターン目。「BT03-056 ガンダム・バルバトス(第2形態)」+「三日月・オーガス」が出撃し母艦を攻撃。もずくさんは「マゼラアタック」で相打ちをとり、「イフリート改」を出撃させて終了。
4ターン目、オカモトさんは「ストライクルージュ」を出撃。返しのもずくさんは「マゼラアタック」と「ザクIIJ型(ザク・バズーカ装備)」で「ストライクルージュ」を破壊し、「イフリート改」の攻撃を母艦へ通す。
▲今大会では「ガンダム・グシオンリベイク」」の相方として大注目のカード。どのデッキにも最速で出されたときに返しのターンで対処する方法は用意しておきたい。
5ターン目。
オカモトさんは「BT02-069 ガンダム・バルバトス(第2形態)」に「三日月・オーガス」で「イフリート改」を処理しつつ母艦へのダメージを継続。
もずくさんはここで緑単色の新しい動き、「SP02-018 エルメス」からの「シャア専用ゲルググ」。「シャア専用ゲルググ」で「ガンダム・バルバトス(第2形態)」を破壊しつつ、「エルメス」で母艦を殴る。
6ターン目。
オカモトさんが【武力介入】の効果で「SP01-037 ガンダムヴァーチェ」+「ロックオン・ストラトス」を出撃させ、「ロックオン・ストラトス」の効果で「シャア専用ゲルググ」を処理。「ガンダムヴァーチェ」は「エルメス」を無視して母艦へ攻撃。
もずくさんは「イフリート改」+「ニムバス・シュターゼン」を「ガンダムヴァーチェ」にぶつけて相打ち。「エルメス」で母艦を攻撃して、お互い母艦耐久度残り「13」。
▲3ターン目に素で出しても十分強い「イフリート改」。ゲーム終盤ではコスト効率の良いユニットとして活躍できるのも大きい。対戦相手の場に「NT」がいても未行動になるので、相手の場にも注意を払おう。
7ターン目。
オカモトさんが長考。そして「ガンダム・グシオンリベイク」で母艦へ攻撃し、カウンターを1枚伏せてターン終了。
返しのターン。もずくさんが「エルメス」で母艦への攻撃を宣言し、オープンされたのは「PS装甲」。オカモトさんはDEF3以下のユニットは「ガンダム・グシオンリベイク」で処理。コスト5以上のユニットは「PS装甲」で母艦へのダメージを防ぐという戦法を取っていたのだった。
もずくさんは「PS装甲」のテキストを確認したものの、ここで「ザクII改(バーニィ機)」を出撃させるというプレイミス。動揺を抑えつつ、「シャア専用ズゴック」で母艦へ5ダメージ。
8ターン目にオカモトさんが「ジャスティスガンダム(ミーティア装備)」を出したところで試合終了。1戦目はオカモトさんの勝利となった。
2戦目開始前。
オカモトさんは「ジャスティスガンダム(ミーティア装備)」2枚と「PS装甲」1枚を「サイが僕に敵うはずないだろ?」2枚と「メビウス・ゼロ」1枚に、もずくさんは「モビルワーカー MW-01 01式 後期型」2枚を「ザクII改(バーニィ機)」2枚にチェンジする。
2戦目もオカモトさん先攻。
しかし先制したのはもずくさん。
自身2ターン目の「ザクIIJ型(ザク・バズーカ装備)」を展開して相手母艦へ2ダメージ。返しのターンに「流星号」で相打ちを取られるものの、「ザク・キャノン」を出撃させダメージを継続。オカモトさんはまた返しで「流星号」を出すが、今度は母艦を攻撃した。
もずくさんの4ターン目。3ターン目にブリッジに出ていた「ニムバス・シュターゼン」を「イフリート改」に搭乗させ、オカモトさんの母艦へ8ダメージ。「ザク・キャノン」は「流星号」と相打ちにする。返し5ターン目のオカモトさんは「SP01-034 ガンダムエクシア」で「イフリート改」を一方的に倒すものの、母艦へはダメージを与えられず。
もずくさんの5ターン目。またもや「SP02-018 エルメス」からの「SP02-019 シャア専用ゲルググ」。攻撃は両方母艦を選択し、オカモトさんの母艦は残り「9」。オカモトさんは返しの6ターン目にどちらかでも処理したいところだったが、ブリッジにパイロットは無し。「BT03-056 ガンダム・バルバトス(第2形態)」と「ガンダム・グシオンリベイク」を並べたものの、抵抗はここまで。
もずくさんが「シャア専用ズゴック」を出撃させ、「ガンダム・バルバトス(第2形態)」を突破したところで勝負あり。
2戦目はもずくさんが取り返した。
▲今大会で最も警戒されているカードかもしれない「ガンダム・グシオンリベイク」。ハマったときの破壊力は高いので、今後も使う人は多そうだ。
3戦目、オカモトさんの先攻。
序盤からお互い切れ目なくユニットを展開して、母艦へのダメージを蓄積していく。
勝負が大きく動いたのは5ターン目。オカモトさんが【武力介入】の効果で「SP01-037 ガンダムヴァーチェ」+「ロックオン・ストラトス」を出撃させ、場に残っていた「流星号」を犠牲にして、もずくさんの「ザクII改(バーニィ機)」と「リック・ドム」+「ムウ・ラ・フラガ」を一掃。場には「ガンダムヴァーチェ」+「ロックオン・ストラトス」だけが残る。
しかし、もずくさんは三度返しで「SP02-018 エルメス」からの「SP02-019 シャア専用ゲルググ」。「シャア専用ゲルググ」で「ガンダムヴァーチェ」を倒し、盤面を逆転する。
▲もずくさんを有利に導いた原動力とも言える2枚のカード。今後、緑相手には5ターン目11ダメージを覚悟しなければならないかもしれない。
6ターン目。オカモトさんは「SP01-034 ガンダムエクシア」に「ロックオン・ストラトス」を搭乗させ「シャア専用ゲルググ」を破壊しつつ、母艦へ攻撃。返しのターンのもずくさんは「ムウ・ラ・フラガ」が乗った「グフ・カスタム」で「ガンダムエクシア」を倒し、余ったコストで「マゼラアタック」と「ザクIIJ型(ザク・バズーカ装備)」を展開。着実にオカモトさんの母艦へダメージを積み上げていく。
オカモトさんの母艦「9」、もずくさんの母艦「7」。
7ターン目。オカモトさんが熟考の末、「流星号」を出撃させ、カードをドロー。どうやらなにか引きたいカードがあるようだったが、引けなかった模様。「流星号」で「グフ・カスタム」を攻撃し、カウンターを1枚伏せてターン終了。もずくさんが攻撃を宣言すると、そこで投了した。
もずくさんは緑単色デッキが好きらしく、「共闘戦線」環境で緑単色デッキの実力を示したいと意気込んでの優勝となった。
優勝者 もずくさんの緑単色デッキ
【ユニットデッキ】
【キャラデッキ】
【サイドボード】
【ユニットデッキ】
BT01-040 | マゼラアタック | 4枚 |
BT02-032 | ザクIIJ型(ザク・バズーカ装備) | 4枚 |
SP02-012 | ザクII改(バーニィ機) | 2枚 |
BT03-034 | ザクキャノン | 3枚 |
ST01-007 | リック・ドム | 4枚 |
SP02-017 | イフリート改 | 4枚 |
PR-U001 | シャア専用ズゴック | 3枚 |
PR-U005 | モビルワーカー MW-01 01式 後期型 | 2枚 |
SP02-018 | エルメス | 4枚 |
SP02-019 | シャア専用ゲルググ | 4枚 |
BT03-043 | サイコ・ザク(ダリル機) | 3枚 |
BT01-051 | グフ・カスタム | 3枚 |
【キャラデッキ】
SP02-058 | ニムバス・シュターゼン | 2枚 |
BT01-157 | ムウ・ラ・フラガ | 2枚 |
BT01-159 | 三日月・オーガス | 2枚 |
BT03-053 | カーラ・ミッチャム | 9枚 |
BT01-074 | ジオン・ズム・ダイクン | 3枚 |
BT02-054 | クラウレ・ハモン | 1枚 |
SP01-026 | ガルマ・ザビ | 1枚 |
【サイドボード】
SP02-012 | ザクII改(バーニィ機) | 2枚 |
BT01-045 | ザクII改 | 2枚 |
BT01-068 | 当たらなければどうという事はない | 2枚 |
BT01-056 | シャア専用ザクII | 2枚 |
BT01-070 | 嘘だといってよ、バーニィ | 1枚 |
ガンダムクロスウォー「共闘戦線」地域No.1決定戦は、次回9月22日(木・祝)の千葉「トーナメントセンターバトロコ 柏駅前」と福岡「イエローサブマリン マジッカーズ 福岡店」で最後となる。公式サイトの イベントページで開催店舗をチェックして、ぜひとも参加してみよう。
ガンダムクロスウォー「共闘戦線」地域No.1決定戦
[実施期間] 2016年9月3日(土)~9月22日(木・祝)
[開催エリア] 東京・千葉・愛知・大阪・福岡の全国8会場
[参加費] 無料
[実施期間] 2016年9月3日(土)~9月22日(木・祝)
[開催エリア] 東京・千葉・愛知・大阪・福岡の全国8会場
[参加費] 無料
CLASSIFICHE
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